文紙フェア夏2016:アスカ「電動シャープナー」と「黒板」
アスカのブースでは「電動シャープナー」と「黒板」が面白いと思った。「電動シャープナー」は、硬度のある鉛筆と柔らかい色鉛筆を削るために、スパイラルと平刃の2種類のカッター刃を搭載した電動鉛筆削りだ。鉛筆を差し込む穴が2個あって、それを鉛筆の種類によって切り替えて使うようになっている。従来は、スパイラルと平刃のどちらか一つしか使えなかったので、欲張りな作りになっている。相変わらず、デザインがいまひとつな...
View Article文紙フェア夏2016:ステッドラー「マルス ルモグラフ ブラック」
ステッドラーは1月の文紙フェアには出ていなかったので、3月発売の描画用高級鉛筆「マルス ルモグラフ ブラック」を展示していた。この鉛筆の芯は、従来の製図用鉛筆のルモグラフよりもカーボンを多く含んでいてマットでより濃い黒く描けるということだ。描画用ということで、硬度は8B、6B、4B、2Bの4種となっている。8B、6B各1本、4B、2B各2本の6本セットも用意されている。実際に「ルモグラフ...
View Article文紙フェア夏2016:オープン工業「ジョイントクリップ」
オープン工業では、新製品ではないけれど掲示物を繋ぐことのできる「ジョイントクリップ」に注目した。学校など多数の絵や写真などの作品を繋いで掲示する時に便利なクリップだ。画鋲やプッシュピンで掲示すると作品に穴が空いてしまうけれど、「ジョイントクリップ」ならば作品に傷を付けることがないのが良い。透明なので目立たないし、厚さ3.5...
View Article文紙フェア夏2016:セーラー「カートリッジインクとコンバーター」
セーラー万年筆では、カートリッジインクとコンバーターのディスプレーが面白いと思った。既存の商品を、コンパクトに組み合わせて店頭で目立つ所に置いてもらう工夫が必要だと思う。文具店も商品が多くなってきて売り場の奪い合いになる時に、有効だ。コンビニの棚も同じだろう。
View Article文紙フェア夏2016:「折畳式ファイルボックス」と「曲面対応マグネットフック」
エスディアイジャパンはあまり馴染みがないけれど、台湾の文具メーカーの日本法人ということだ。今回は、「折畳式ファイルボックス」と「曲面対応マグネットフック」が新製品の中で注目した。「折畳式ファイルボックス」はコンパクトに収納できるので、オフィスでの利用だけでなく、災害時の受付業務など緊急時の利用も想定すると便利かもしれない。「曲面対応マグネットフック」は、パイプや曲面に使えるマグネットで、他社にもある...
View Articleダイソーのカーボン柄インテリアシートで測量野帳をデコってみた
100円ショップのダイソーのインテリアコーナーで、カーボンシート柄の塩ビシートがあったので、買ってきた。本物のカーボンシートは高価で買えないが、フェイクでもカーボンシート柄はなんとなく先端的な印象がある。早速、測量野帳の表紙に貼ってみた。シートには裏糊がついているので、裏紙を剥がしながら表紙に貼って隅を処理して完成。フェイクのカーボン柄軸のパイロットのOpt.ボールペンと一緒に記念撮影してみた。10...
View Articleマスキングテープホルダー「GIRIGIRI(ギリギリ)」
文房具仲間からマスキングテープホルダー「GIRIGIRI(ギリギリ)」(税別380円)を教えてもらった。新潟県燕市の富田刃物の製品だ。早速、自宅周辺のホームセンター4店舗を回って、ようやく最後のビバホームで見つけることができた。他の会社のホームセンターは「ギリギリ」の存在自体知らなかった。「ギリギリ」は元々、塗装工事やシーリング工事の時にマスキングテープを迅速・確実に貼る道具で、壁などに沿ってマスキ...
View ArticleスロベニアのVIVApenのSpace
きたきつねのB級万年筆コレクションにスロベニアのVIVApenのSpace万年筆が加わった。学童用の万年筆で10色のカートリッジとセットになっている。いかにも廉価版らしいスタイルとペン先で、なかなかいい感じ。VIVApenは、1967年創業の画材メーカーで、1980年代から万年筆を製造し始めた新興メーカーのようだ。
View Articleダイソー:文具柄のA5ノート
このところダイソーのA5サイズのノートの品揃えが充実してきている。文具柄のノートがあったので、買わないわけにいかなかった。イラストは日本の文房具をモチーフにしているようだ。ノートは、無線とじで、用紙はドット柄の64枚の中国製。メモ帳なので、ボールペンやシャープペンシルを使う分には紙質は問題無いだろう。
View Articleクツワ:STAD「キャップ&ホルダー」
クツワの学童文房具のSTADブランドの鉛筆キャップ「キャップ&ホルダー」を買ってきた。「キャップ&ホルダー」はポリカーボネイト樹脂を使っているので、落としても、ふんでも割れないというのが特徴だ。キャップをつなげることができて鉛筆の延長軸としても使えるというもうひとつの特徴がある。きたきつねの鉛筆延長軸のコレクションに入れることにした。
View Articleコクヨ:マスキング用テープ・カッター
コクヨのカルカットの刃を使ったハンディタイプのマスキングテープ用の「テープ・カッター」を買ってみた。普通のセロテープ用のカルカット(ハンディータイプ)との違いは、入っているテープが見えるように半分が透明になっているところだけれど、テープを引き出す部分で見えるので、必要ないと思う。マスキングテープは種類を多く使うのだから、テープを交換するのが面倒なので、もっとシンプルな構造にして、安くしたほうがいいと...
View Article文紙MESSE2016で気になった商品
今回の文紙MESSEでは、ISOTや文紙フェアで既にチエックしたものが多かったので、今回初めて見たものをピックアップしてみた。ナカバヤシでは、新聞スクラップのためのiPhone用アプリと専用ペン「CUTPEN」があった。新聞のスックラップする部分を赤ボールペンで囲んでスマホで撮影すると、自動的に切り出してスクラップ、二値化、データ化して、Webにある関連記事と連携して表示できるというスマホアプリとな...
View Article大阪の文房具店
文紙MESSEの会場で顔見知りがいたので、大阪市内でお薦めの文具店を教えてと話したところ、文房具ソムリエの「ステーショナリーマーケット なんばウォーク店」と神戸のナガサワ文具センターの「NAGASAWA 梅田茶屋町店」の2店舗を紹介された。ということで、大阪城などを見た帰る途中に2店舗に寄ってみた。文房具ソムリエが経営する文具店ということで、期待して「ステーショナリーマーケット...
View Articleパイロット:ジュースアップ
大阪に行った時にロフト梅田店でパイロットの新製品の顔料インクのゲルインクボールペン「ジュースアップ(Juice up)」があったので、0.4...
View Articleシーボルトの使った野帳
歴史民俗博物館の企画展「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」の展示物の中にシーボルトの使ったField Note(野帳)が展示されていた。写真撮影禁止だったので、写真がないのが残念なところだ。日本の測量野帳よりも少し小さめのもので、厚紙の表紙の糸かがりの手帳だった。見た目は、以前ここでも取り上げたアメリカのFIELD NOTES社の野帳に似ていて、少し小さめの感じの野帳だった。
View Articleモンゴルの調査に使われた野帳
茨城自然博物館で開催中の企画展「モンゴル・ステップ・大草原ー花と羊と遊牧民ー」の展示の中に野帳が2種類展示されていた。一種類は、茨城自然博物館の職員がモンゴルのステップ調査に使ったコクヨの測量用野帳のスケッチブック(セ-Y3)。もう一種類は、モンゴルにおける野生動物の生態調査に使った野帳。メーカーは不明。コクヨの測量用野帳よりも大きめだ。フィールド・サイエンスの研究者にとって野帳(Field...
View Article古今書院のフィールド・ノート(野帳)
フィールド・ノートを調べていると、色々な種類の物があるようで、日本地質学会のように学会員専用のフィールド・ノートがあったりする。地理学の専門書を主に出版している古今書院のフィールド・ノート(野帳)を購入してみた。地理や地学、考古学などの野外調査に使うように作られたものらしい。測量野帳も野外調査に使われているけれど、野外調査に特化した内容になっている。大きさは、愛用している測量野帳よりも少し大判(縦1...
View Article「きたきつねの文具館」のお引越し
本館WebSiteのきたきつねの文具館はプロバイダーのサービス終了にともない2016年9月29日を持って閉鎖します。引っ越し先はhttp://northfox.cool.coocan.jp/です。もうご覧いただけます。ブックマークしていただいていましたら、お手数ですがご変更をお願いいたします。なお、ブログはこのままです。
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