プラスチック加工のエポックケミカルは、OEMで筆記具を作っていたけれど、2年ほど前からオリジナルの筆記具を展開している。
今回は、2色ボールペンと低粘度油性ボールペンの2種類を発売するということだ。
2色ボールペン「バトンズ」は、1ノックで赤黒2色のペン先が同時に出てくる変わり種だ。黒と赤のペンを使う事務作業などを想定しているようだ。面白いけれど商品としては微妙な感じがする。
低粘度油性ボールペン「モデスト」は、自社オリジナルの低粘度油性インクを使ったボールペンで、特徴はクリップが軸に沿って丸みを帯びているところらしい。
このクリップに紙を挟むと紙に丸みが付くし、少し厚いものを挟むとクリップに無理な力がかかりそうだ。これも微妙な商品のような印象だ。
多機能ボールペンで、シャープペンがこれまでと違って、中心をノックするとペン先が出てくるものが参考出品で出ていた。これも、ボールペンを出すには、シャープペンシルを引っ込めてからでしか使えないというのが面白い。まだまだブラッシュアップする部分も多いようで、どのように解決してくるか楽しみだ。