B級万年筆を集めているので、3月16日発売のDIME5月号に付録の万年筆が付いているというのは見逃すことはできない。
月刊化を記念しての企画ということで、特別定価680円だった。
見た目はいいし、ある程度の重さもある。胴とキャップはアルミだけれど、首軸はプラスチックの成型品で、金型の精度はそれほど良くない。といっても、値段が値段だけに、良く作ったといったところだろう。
ペン先はステンレスで、ペンポイントにインジウムが使われている訳はない。
クリップにDIMEの文字が刻印されている。
キャップをとるとレトロなペン先がでてくる。
ペン先を見るとHEROの文字刻印されていて、中国のHERO(上海英雄金筆廠有限公司)の製品だった。
きたきつねのような年寄りには、HEROといえば1960年代にブレークしたパーカーのコピーの廉価万年筆を思い出す。