所用があって東京に出かけたついでに、京橋の文具店「モリイチ 京橋店」の二階のギャラリースペース八重洲文具室で開催中の「大正・昭和 アンティーク文具展」を見てきた。
アンティーク文房具を蒐集しているたいみちさんのコレクション の中から国産の文房具を精選して展示されていた。
きたきつねはどっぷり昭和だから、色々な文房具は見たことがあるけれど、さすがに昭和の初期、大正時代の文房具は図版で見たことがあるけれど、実物を見たことがないものが多いから、非常に勉強になった。
ムカデ針を使うステープラーは、何度見ても興味深い。今のステープル(針)は、コの字まげた針金を接着剤で固めてあるけれど、ムカデ針は、金属板を打ち抜いて曲げていて、それを切断して紙を綴るようになっている。
雑司ヶ谷の旧高田小学校で年に数回開催されれる「みちくさ市ブングテン」でも、毎回、たいみちさんの国内外のアンティーク文具の展示があるので、こちらもおすすめだ。