比較的廉価なパーソナル機器や事務用機器のメーカーのアスカは、色々と工夫した製品を出しているのだけれど、細かな部分まで気が回っていないことが時折見られる。
今回はレターオープナーとシュレッダーを複合した手のひらサイズの「シュレップナー」をピックアップした。
スイッチの操作でレターオープナーと3段に切ることのできるシュレッダーに切り替えることが出る。切断される幅が15mm程度なので、A4用紙ならば折って何度も通して裁断する必要がある。
あくまでも簡易なシュレッダーということで、住所の部分だけを裁断するといった使い方になるだろう。基本はレターオープナーということだろう。
問題は、レターオープナーとシュレッダーに切り替えるスイッチの設計が悪いところだ。特に、オンオフ、逆転のスイッチが小さいので、力が必要なのに、指の掛が悪く、ツメで動かす必要があるほどだ。特に、女性には難しいかもしれない。
チョットしたことだけれど、使い勝手をもう少し考えて欲しかった。どちらにしても、電動のレターオープナーと一度に少ししか裁断できないシュレッダーのニーズがどれほどあるのか、アイデア倒れにならないことを祈りたい。
最近、きたきつねの周りでは、老眼が進んで大きな文字の電卓を欲しいとか買い替えたという人が増えている。今回の消費税対応も含めて、文字が大きい電卓が紹介されていた。
中でも、文字とキーが大きな電卓があってこれはいいと思う。年寄りになると、目だけでなく、指先も動きが鈍くなるので、押し間違いのない大きなキーと計算結果が正確に読み取れる文字の大きな液晶はありがたい。