東京に出たついでに、東京駅の京葉ストリートのエキスコスをのぞいてみた。
先日買ったMILANの1.3mmシャープペンシルの替芯があったのでピックアップして、横を見たところ、芯ホールダー型のカーペンターペンシルがあった。
調べてみると、アメリカのノースカロライナのBISS PRODUCT DEVELOPMENTという工具メーカーの製品で、芯ホールダーは「STRIKER」というブランド、替芯は「DURA LEAD」 ということだ。
「DURA LEAD」 という替芯が、非常に面白い形状で、芯にノッチが付いていて、まるでアプト式の線路のようだ。力を入れて印を描いても、芯が戻ることがないように、ホールダーにがっちりと固定されるようになっている。
芯を取り出してみると、ノッチの付いていない方には、商品名が印刷されているという凝りようだ。芯を作るのが大変だろうと思うけれど、どうだろう。
日本の大工だと、昔から墨壷と竹製の墨さしを使って、墨付けといって加工する木材に印をつけていた。海外でも墨壷と竹製の墨さしを使っている大工がいるようだ。
最近は、墨付けに鉛筆や芯ホールダーを使う人も増えているようだけれど、カーペンターペンシルを使っている人は少ないのではないだろうか。どちらかというと、洋家具の職人がつかっているのかもしれない。
最近、オーナーはKOH-I-NOORの「Tailor's chalk in holder」のような職人向けの文房具に興味があるようだ。
ペーパーナイフ「PEEL & CUT」は、売り切れているようでありませんでした。同じ、ニッケン刃物の変わったハサミ「Beak」の売れてしまったということです。