銀座で開催のマルマン株式会社の「マルマンフェア」に、メディア、ライター、ブロガーが招待してもらったので、でかけた。
きたきつねは、メインストリームにいないので、あまり知り合いもいないのだけれど、それでも何人か知り合いがいたので安心した。
マルマンは、自社製の品質の良いオリジナルペーパーを持っている強みを生かした商品を作っていて、ロングセラー商品も多いけれど、地味な紙製品に新しい挑戦を続けている。
今回はオリジナルペーパーの9種類を色々な筆記具で試し書きできるコーナーがあって、紙と筆記具の相性、テクスチャーの違いなどを体験できるようになっていた。
試し書きはよくあるけれど、これほど多くの種類での試し書きはあまり無いのではないか。実際に書いてみると、微妙な違いがあって面白かった。
スケッチブックのミニ・シリーズは、トラベラーズ・ノートしても使えるのだろう。
スパイラル・ノート・シリーズに、クロッキーブックの表紙と同じクラフトボールを使ったシンプルなスパイラルノートが追加された。
中の用紙は。横罫タイプと方眼タイプの2種で、切り取りミシン目が付いている。方眼タイプは、これまでのノートと違い全面方眼となっているのが、良いと思う。
表紙のデザインは非常にシンプルで、印刷の色で横罫タイプと方眼タイプが識別できるようになっている。表紙をクラフトにするのは、一つのトレンドで、ちょっと遅かったのかなという印象はある。来年2月発売の予定らしい。
ルーズリーフスタイルのスクラップブックも新製品として用意されていた。ルーズリーフスタイルのスクラップブックは、1980年代に一次流行ったことがあって、マルマンも作っていたのではなかったろうか。
きたきつねもオリジナルのA4-30穴のルーズリーフを印刷して使っていた時期がある。確かに、スクラップしたものをスキャンする場合には、リーフになっていた方が便利だけれど、スクラップをルーズリーフで扱うほど、組み換えの場面は少なかったので止めてしまった。
商品としては、使い方を含めて店舗でのしっかりとしたフォローが無いと難しいような気がする。
もう一つ気になったのは、B7サイズのルーズリーフのシリーズで、バインダー、普通紙、画用紙、スクラップのリーフ類、ポケットなどのアクセサリーを揃えての挑戦するということだ。
ミニサイズのルーズリーフには、これまでB6サイズ、B5を横に3分割したものなどがあったが、ほとんど使われなくなっている。また、カードとしてはB6、3×5など各種サイズもある。
これらのサイズのもの、特にB6サイズは、B5サイズのルーズリーフとも共存可能で、汎用性が高かった。
ここで、B7サイズとしたのは、きたきつねにはわからない。3×5サイズであれば、アクセサリー、什器なども揃っているのにと思う。
ボジョレヌーボーを飲みながら、ゆったりと新製品をみることができたのは楽しかった。