今年の2月に発売されたコクヨS&Tのステープラー「パワーラッチキス(フラットタイプ)」(SL-MF55YG)を買うことができた。
このステープラーの売りは、普通の「10号針」を使ったステープラーでは業界最多の28枚まで綴じられるというところだ。一般的なステープラーは20枚綴じで、11号針のマックスの「バイモ11」は40枚だから中間になる。
フラットタイプで28枚綴じることができれば、家庭用としては十分だろう。
「パワーラッチキス(フラットタイプ)」で試しに28枚綴じてみたけれど、軽くサクリと綴じることができた。写真の上が20枚綴じで下が28枚綴じ。
写真の右側ように普通の10号針のステープラーでも無理矢理28枚位は綴じることができるけれど、綴じた後の針先が曲がったり、浮き上がったりしてしまう。写真の左側の「パワーラッチキス(フラットタイプ)」では、針先が真っすぐきちんと綴じられている。
実用上は使えるけれど、浮き上がった針で怪我をする可能性はある。
「パワーラッチキス(フラットタイプ)」で、限界を試してみたが、33枚までは、きちんと綴じることができた。マックスのフラットクリンチ(HD10FN)では、30枚では、針が完全に綴じることができなかった。