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Channel: きたきつねの文房具日記
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三菱鉛筆商品研究会(新製品発表会)に行ってきた

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有楽町の交通会館で開催中の三菱鉛筆新製品発表会に潜り込ませてもらった。

今年は三菱鉛筆が創業130年ということで、会場の中に歴代の製品が展示されていた。もちろん戦後の昭和30年代以降の製品しか使ったことはない。

秋以降に発売されるジェットストリーム・プライムの新色、消しゴムで消すことのできるナノダイヤカラー芯、プロパス・ウインドウ クイックドライの新色、ポスカ 中字・丸芯 ダークカラー、キャラクター商品などの新製品が紹介されていた。

紹介したい製品もあったけれど、プレス前の製品もあるので写真は撮らずにみるだけで帰ってきた。

開発担当者が説明員になっていたので、的確な情報交換ができてよかった。あまり注目していなかった学童用全芯色鉛筆のポンキーペンシルについて知ることができたのは収穫だった。

ユニボールAIRなど商品について、きたきつねが感じていたことは、的外れでもなかったので安心した。

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GiftShow2016秋:タイヨートマー「All Purpose PAD」

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タイヨートマーについてはGiftShow2016春に多様な素材に捺印できる速乾顔料インクを使ったスタンプ台「クラフトスタンプ台」に注目したけれど、今回は同じような「オール パーパス パッド(All Purpose PAD)」という48色という多色のスタンプ台があった。

「オール パーパス パッド」は、紙、写真、布、硬質プラスチック、ビニルフィルム、アルミなどの金属類、ゴム、皮革、ガラス、発泡スチロールなど多様な素材に押印できるスタンプ台ということで、どうも「クラフトスタンプ台」を「オール パーパス パッド」に名前を変更して、サイズ、色数を増やして発売することにしたらしい。

スタッフに聞くと色数は増やす予定があるらしい。

GiftShow2016秋:レゴの文房具

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デンマークのブロック玩具「LEGO」には文具シリーズがあって、日本国内で販売されてこなかったので、Amazonでとんでもない価格で売られている。

今回、アウトドア用品の輸出入の商社の株式会社ハイマウントから国内販売が始まるようだ。

ボールペン、マーカー、鉛筆、色鉛筆、消しゴム、鉛筆削り、ノート、定規、筆入れなどで、どこかにレゴブロックのパーツが仕込まれている。

これらの文房具に色々なレゴブロックを組み合わせてオリジナル文房具にすることができる。レゴブロックのファンはいるから一定程度は売れるだろう。

ボールペン

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マーカー

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鉛筆

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定規、消しゴム、鉛筆削り

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ノートとブックバンド

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パイロットOpt.の0.5 mmシャープを0.9 mmに改造

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200円台の筆記具で一番デザインが気に入っているパイロットのOpt.のシャープには0.5 mmしかないのが残念に思っていた。

シャーペン同好会 / isuさんが色々なシャープペンシルの芯径を色々な太さに改造しているのを見ていて、きたきつねにもできそうかなということでOpt.のシャープを0.9 mmに改造してみた。

Opt.に関して言えば、色々工夫が必要だったけれど、比較的簡単に改造することできた。ただちょっと強引だったので、道具も含めてもう少しソフィスティケートされた改造方法を考えなければいけない。

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道具は、ダイソーの1.0 mmと0.8 mmのドリルと細いダイヤモンドヤスリと根気。

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Opt.はパイプを使っていないので、1.0 mmの直接ドリルで穴を大きくできた。問題はゴムパーツの穴開けで、ドリルで穴を大きくできなかったので、ヤスリで調整。

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チャックも0.8 mmのドリルで穴を大きくして、ヤスリで微調整。

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プラチナ万年筆:プレスマンの新色

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プラチナ万年筆のプレスマンは1978年の発売当時から使っていて、随分長い付き合いだ。常時、プレスマンは鉛筆立てに入っている筆記具のひとつだ。

一番古いプレスマンは、大事に保管してある。昨年、37年ぶりに、マイナーチェンジをしてより使いやすくなっているらしいが、筆圧が弱く、力を入れて書かないので、わかっていない。

9月からプレスマンの新色が発売というプレスがあったし、先行発売されている話も聞いたので、プレスマンの新色は欲しいと思っていた。

ところが、プレスマンの新色を探してみたけれど、きたきつねの出没する場所では見つからなかった。

確かに0.9 mmのシャープは人気薄だし、デルガードとかオ・レーヌといった新製品に押されて売り場も狭くなっているし、ということでAmazonで買ってしまった。

ホワイト、レッド、グリーン、ブルー、イエローの原色に近い5色で、中々いい色だ。最近、鼻につくヘンテコリンなパステルカラーにしなかったのは非常に良いと思う。作業用の道具として、机の上で他の筆記具と紛れず、見つけやすい色だ。

ダイソー:粘着タック

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毎週通っている近所のダイソーの文具コーナーを見ていたら、「粘着タック」をみつけた。

以前から小物の写真を撮る時にコクヨの「プリット ひっつき虫」を粘着力が弱く、白で色移りも気にしなくていいので、愛用している。

「プリット ひっつき虫」は、貼ってはがせる粘着剤の「セメダイン BBX」や美術館や博物館の展示物の転倒防止用の粘着剤ほど強力でなくてもいい目的には便利だ。

以前、セリアにもコクヨのひっつき虫を小分けにしたような「粘着ゴム」というのがあって、きたきつねも買ったはずなので、どこかにあると思う。

さて、ダイソーの「粘着タック」だけれど、85グラムと随分多いパッケージとなっている。1辺が約11 mmの正方形の粘着剤が66片入っている。「ひっつき虫」は約9 mm×11 mm角で55片、約35グラムなので大きめだ。

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粘着力は、「ひっつき虫」に比べると弱目だ。写真撮影でペンなどを固定するときには転がらなければいいので、粘着力はそれほど強い必要はないので、問題ない。

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ポスターなどを壁に貼るには少し力不足になるかもしれない。「ひっつき虫」でも同じだけれど、陶磁器、ガラスなどの小物を固定するような場合には使えないだろう。そのようなものは、専用の粘着剤を使うのがベターだろう。

映画監督の西川美和さんのボールペン

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テレビを見ているとつい出演者が使っている筆記具とか、小道具の文房具に目が行ってしまう。

今日、録りためたビデオを見ていたら、10月1日放送のNHKのEテレ「SWITCHインタビュー達人達 『水野良樹×西川美和』」で映画監督の西川美和さんがボールペンでメモを録っていた。

使っていた黒軸のボールペンは、三菱鉛筆のジェットストリーム・スタンダードの0.7mmだった。

ノートは革表紙の厚目のものだったけれど、これは良くわからなかった。

同じEテレの「浦沢直樹の漫勉」でも漫画家が仕事場で使っている文房具も面白そうだ。

100円ショップの文房具考

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きたきつねは100円ショップが大好きで、自宅の徒歩圏にダイソーとセリアができたので、週に2、3回は行っている。特に最近は貧乏になったのでさらに100円ショップ好きに拍車がかかっている。

100円ショップの商品は、初期は日用雑貨を中心だったけれど、どんどん商品の種類が増えてファッション、ホビーにまで商品の幅が広がっている。

きたきつねにとっての100円ショップの文房具は、付箋紙、テープ、用紙類などの消耗品類を中心に愛用品が多い。それと意外に変わった物を発見する喜びもある。

100円ショップの文房具は、初期はバッタ物や中国製の中小メーカーのものばかりでそれほど品質が良いわけでなかった。その後、100円ショップが店舗数が増え、メージャーになるにつれて商品の淘汰が進んで粗悪品は見られなくなってきた。

現在、ダイソーの店舗数は国内3,000店舗、海外1,500店舗、セリアは国内1,323店舗、キャンドゥ971店舗と大手だけでも国内だけで五千を越すようになっている。その他のショップを加えると相当な数になることは間違いないだろう。

そのため、売れ筋商品を中心に安定供給するために大手の100円ショップは、特許切れ商品を含めプライベートブランドの商品を開発するようになってきている。その傾向はさらに強くなるだろう。

これだけのセリングパワーがあれば、一度の発注量は想像を超える量で、かつ流
通センターに一括納入ということになれば、一般小売店に個別に配送することを考えるとメーカーにとってはメリット非常に大きい。

工業製品は、量産効果が大きいので、大量に販売できるチャネルは無視できないから、ナショナルブランドのメーカーは在庫処理から始まり、現行商品や少量パッケージにした商品も供給するようになっている。

特に、売れ筋の商品であれば、減価償却も終わり低コストで販売可能になるし、売れずに大量在庫を抱えてしまった商品も、倉庫代、廃棄コストを考えると販売先として選ばれることになる。

文房具、それも筆記具にその傾向が強く、売り場を見て判るように国内のメージャーなメーカーの商品が普通に売られるようになっていて、その種類が増えているように感じる。

街の文具店が、後継者不足、商環境の変化等に対応できず減少傾向は止められないから、今後は一層その傾向が続くのではないかと予想している。


漫画家浦沢直樹さんのシャープペンシル

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漫画家の浦沢直樹さんが企画したNHKのEテレの番組「浦沢直樹の漫勉」は、現役の漫画家の仕事場での制作の様子を紹介して、その後、技術や考え方について対談するというもので、非常に面白いし、制作に使う道具類も興味深い。

10月6日の放送は言い出しっぺの浦沢直樹さんの回だった。最初にでてくる筆記具はシャープペンシルで「ステッドラー 925」の0.7 mm。描線速度を見ていて、芯はBか2Bではないだろうか。

ペンは付けペンのカブラペンと丸ペンで軸はわからない。修正インクはライオンの「ミスノン」だろう、消しゴムはトンボの「MONO」。

その他、修正インクの上に書き込む当たりの線は、青色のシャープを使っていた。青色のシャープ芯は、パイロットの「カラーイーノ」のライトブルーのような気がする。

ちなみに、先週の高橋ツトムさんの使っていたボールペンは、ぺんてるの「ハイブリッド」、筆ペン、修正ペンはコクヨらしい。

シャープペンシルはメーカー不明の0.5mmで、グリップは別のものを着けているようだ。一見すると、パイロットの「ドクターグリップ」に似ているのだけれど、違っていて、何処かで見たことがあるのだけれど思いさせない。

NHKのサイトに他の漫画家の仕事風景があって、それぞれ使っている道具にこだわりがあるのがわかる。

文房具レスキュー:uni クルトガ0.3

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所要で出かけた帰り道、ディスカウントストアがあったので寄ってみた。店内を巡っていると、ワゴンに三菱鉛筆のクルトガがどっさり入っていて199円の価格表示になっていた。

よく見ると、0.3ミリのシルバー軸がほとんで、ピンク軸の0.5ミリが数本混じっていた。クルトガの0.3ミリは、持っていなかったので1本だけ保護してきた。

クルトガの0.3ミリが発売された時に、なぜ0.3mmを選んだのか疑問に思っていて、売れるかなと思っていたが、ディスカウントに流れてきたということはシルバー軸に余剰在庫があるということなのだろうか。

今回行ったディスカウントストアーは、店舗数がそこそこあるので、各店舗に出ているとすれば千本単位で出回ったということだろう。

きたきつねがクルトガの0.3ミリを買わなかったのは、書きながら芯が回転して文字が同じ太さでかけるクルトガの特徴を活かせるのは0.5ミリよりも太い芯径のものだと思うからだ。

0.3ミリでは線が太くなりにくいので、それよりも筆圧で折れないという方向が合理的発想だと思う。

その後、クルトガに0.7ミリが登場して良かったと思っていた。0.9ミリは売れる数量に限界があるので、難しいのだろう。

セリア:猫パンチ

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セリアのクラフト商品の棚で猫柄のクラフトパンチを見つけた。100円ショップのパンチの柄はありきたりのものが多いけれど、猫柄は面白い。

昔、カール事務器のクラフトパンチの特許が切れる年の春のギフトショーでクラフトパンチの類似商品が多数出展されていて、良い商品の特許が切れるこというのは大変なことだと感じたことがある。

その後、クラフトパンチの類似商品は内外各社から発売されて、100円ショップでも定番商品になっている。クラフトパンチという商品名は登録商標ではないかと思っていたが、他社でもクラフトパンチという名称を使っているので、一般名称なのだろうか。

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タミヤ:スペアボトルミニ (角ビン)

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友人にイカ墨インクのセピアが入ったガラスの小瓶を貰った。この小瓶はプラモデルの調合した塗料を保存するためのガラス瓶で、タミヤ「スペアボトルミニ (角ビン)」ということだった。

インクを小分けするのに便利なので、万年筆やインクのコレクターの間では有名らしい。

タミヤのモデル用の塗料を扱っている店を回って見たが見つからなかった。聞いてみると、ヨドバシカメラのホビー用品売場にあるということだった。東京に出た時に秋葉原のヨドバシカメラに行ってみると売り切れで、1ヶ月後に行った時にようやく買うことができた。

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瓶にはTAMIYAのロゴの入ったシールが貼ってあるけれど、簡単に剥がすことができるので、クリアなガラス瓶として使える。

「スペアボトルミニ (丸ビン)」は比較的売っているところが多いけれど、「スペアボトルミニ (角ビン)」売っているところが少ないのが難点だ。

「スペアボトルミニ (角ビン)」はネットで売っているけれど、定価が税込み97円なのに、AやRでは定価の何倍もする価格で売っていることがあるので注意が必要だ。ヨドバシ.comやビックカメラ.comでは税込み70円で送料無料。

つくば市にフライングタイガー・コペンハーゲンが出店していた

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つくば市のイーアスつくばに行ったところフライングタイガー・コペンハーゲンがあるよと言われてのぞいてみた。調べてみると今年の8月にできたらしく、国内最小規模の店舗らしい。

知らないうちにというか、以前表参道の店に一度行ってみて、その後忘れていたフライングタイガー・コペンハーゲンだったけれど、知らないうちに随分店舗が増えていたようだ。

小規模な店舗だったので、一回りして記念におもちゃの注射器(Fake Syringe)とガラス瓶の鉛筆削りを買ってきた。

おもちゃの注射器はボディーに怪物のイラストが印刷されていて、先端のキャップを取ると注射針の代わりに円筒状に先が伸ばしてある。

針が抜ける心配もないし、インクの入れ替えなど液体の移し替えに便利かもしれない。

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ガラス瓶の鉛筆削りは、とてもいい感じなのだけれど、鉛筆削りを蓋にネジで止めているのだけれど、日本製品なら考えられないなんとも無骨な止め方。手作り感満載でこれも面白いかもしれない。

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他には、文字盤を鉛筆にした掛け時計が気になったけれど、置く場所がないので買わずに帰ってきた。

ダイソー:2mmシャープ鉛筆と自動繰出しシャープペン

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新しいダイソーブランドの「2mmシャープ鉛筆」と「自動繰出しシャープペン」を買ってきた。

「自動繰出しシャープペン」は新しいラインナップになるようだ。

「2mmシャープ鉛筆」は、これまでのアルミ軸の「2mmシャープ鉛筆」に変わる商品のようだ。

六角軸と口金の全てがプラスチックになっている。口金は、一見金属のようだけれど、プラスチックにクロムメッキしたものだ。金属部品は、クリップ、チャックリング、芯削りの刃の3点だけとなっている。

2Bの替芯が6本入ったケースが付いていて、ケースは三角形の筒状でなかなかデザインがいい。

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インクジェットインクで好みのインクを作る

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部屋の片付けをしていたら、以前使っていたインクジェットプリンターの詰め替えインクがでてきた。もったいないので調合して好みの色のインクを作ってみることにした。

もう絶版になった京都書院の「日本の傅統色」から藍染めの色で「熨斗目花色」という鈍い青色を選んで作ってみることにした。この本は、古いのでマンセル記号が使われているので、プリンターインクのCMYKに変換しなければいけない。

簡単に変換できるのはスマホアプリの「DICデジタルカラーガイド」で変換してみた。DIC432に近い色だったので、これのCMYKのデータを使うことにした。

CMYKの値をインクの容量と仮定して、総量が10 mlになるようにそれぞれのインクの量を計算した。

買っておいたクラフト用のシリンジ(注射器)を4色のインクの容量に合わせたサイズのものを用意して混色を開始した。ポリの使い捨て手袋を用意して置いたのに、付けるのを忘れて指先を汚してしまった。

透明な注射液と違いインクは色が濃いのでシリンジの目盛りが読みにくいので、必要量のところにマスキングテープを貼って目印を付けて置く必要がある。

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ピタリ10mlのインクが完成した。ペンに付けて書いてみたが、意外といい感じの青に仕上がっていた。

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本の色と比較してみるとまあこんなもんかという感じで、調節できるかもしれないが、とんでもない色になる可能性もあるので、妥協することにした。

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万年筆に入れて使おうと思っているけれど、ダイソーの万年筆かプラチナのプレピーで使って様子をみることにしよう。


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インクジェットプリンタの詰め替えインクで、筆記用のインクを作って見たところ簡単にできたので、調子に乗って新しい色を作ってみた。

最初はブルーのインクということで城一夫さんの「色の知識―名画の色・歴史の色・国の色」をめくって日本のジャパンブルーというのを作って見ることにした。

DICのアプリを見てみるとDIC-432が比較的近いので、CMYKの上質紙のデータで作ってみた。

ちょっと本とは違っているけれど、印刷物の色が正しく印刷されているかどうかは分からないし、DICの色は色調節していないiPhoneの液晶画面だし、適当に妥協して良いことにした。

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さらに調子に乗ってどレベルレッドという科学者の名前の付いた赤に挑戦してみたが、これは大失敗。どうもシアンの容量を間違えたらしく、茶色に近くなってしまった。

これはこれでいい感じなので使ってみることにする。

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いずれのインクもプラチナのプレピーの0.5に、改造コンバーターを使っている。

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ドリルで穴を無理やり広げているので、穴の回りはバリがでたり酷いことになっているが、使えているので、まあいいか。

前は穴径を4.0 mmにしていたけれど、内面がガタガタなので少しキツめがいいかということで3.9 mmに変更した。3.8 mmでもいいけれど、取り付けるのに力がいる。技術がない人は、真似しないように。

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お気楽インク工房 2

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昨日赤のインク作りを失敗したので、再挑戦することにした。

ちょっと落ち着いた赤ということで、シアンやクロが混ざると濁った色になるので、見つけたのがDIC-2504。

マット紙対応のCMYKデータで作って見たところ、いい感じになった。インクの残りが少なくなってきたので、あと1色か2色で打ち止めだろう。

ダイソーの詰め替えインクは、1本25 ml入っているので、CMYK4本で100 mlもあるので、一回8〜10 ml作るとすれば随分遊べるだろう。

インクジェットプリンターのインクは、ノズルの詰まりが禁物なので、ペン先に詰まることはないだろう。

シリンジは5 ml、2 ml、1 mlの3種類あれば大体どんな色でも作れると思う。

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赤系のインクが上手くいったので、調子に乗りついでに緑系のインクを作ってみることにした。何といっても慣れてしまえば10分位で好みのインクができてしまうというのが楽しい。

「色の知識―名画の色・歴史の色・国の色」を見ていて、リンカーン・グリーンににた色にすることにして、DICアプリで探してみるとDIC-F255に近いの、マット紙対応のCMYKデータで調色してみた。

いい感じの色になったので結果オーライ!一応手持ちの詰め替えインクが残り少なくなったので、お気楽インク工房は終了。また、変わった色のインクが必要になった時に作るとにしよう。

CMYKで強引に調色しているけれど、CMYKは印刷のための色表現なので、インクの混色に使うのは適当ではない。でも、何か具体的な再現性のある数値があったほうがいいということで、便宜的に使っているだけだ。

意外といい色になるし、同じCMYKの数値を使えば同じものが作れるという安心感がある。

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セリア:クラフティーズ

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100円ショップのセリアはクラフト関連商品に力を入れていて、中々の品揃えになっている。そんなセリアを追うかたちでダイソーもクラフトに力を入れている。

先日もセリアでトレッシングペーパーを買おうと思って紙売り場を見ていたら、クラフティーズ(Crafties)シリーズというのがあって驚いた。これは数年前から出ていたようで、知らなかっただけのようだ。目的のトレッシングペーパーは厚口があって買ってしまった。

クラフティーズというのには、クラフト紙、ワックスペーパー、木目調のプリントペーパー、コラージュペーパーなど多様な種類があって、クラフト紙などは、プレーンなものから、ドット柄クラフト紙、筋入りクラフト紙などまである。

木目調のプリントペーパーも種類が多い。何か作ってみたくなってきた。

プレピー万年筆でコンバーターを使う方法

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プレピー万年筆、マーキングペン、蛍光マーカーのプレピーシリーズは、昔からある「ソフトペン(採点ペン)」を応用した、インクカートリッジを使う直液式の筆記具で、その中でもプレピー万年筆は非常によくできた製品だといえる。

プレピー万年筆は基本的に、ペン芯の構造が万年筆と違い、ペン先が直液式のマーカーと同じ構造で、コンバーターを使ってインクを吸引できる構造になっていない。

そのためプレピー万年筆にコンバーターを付けても簡単にインクを吸い込んでくれない。コンバーターでインクを吸い上げるには、ちょっと強引な方法が必要になってくる。

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最初は同じでコンバーターのピストンを一番下まで下げて、ペン先を首の部分までボトルのインキに浸す。

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一度、ピストンを一番上まで引き上げると、わずかしかインクが入ってこない。

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そのままペンをボトルから引き上げると、首の部分の櫛状の溝の中にインクが一杯になっているはずだ。

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ペン先を上にして、ゆっくりピストンを少し上げ下げすると、櫛状の溝の中のインクがコンバーターの中に入ってくる。この時、ピストンを大きく動かすと、インクが首の外に出てくるから注意!

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溝の中のインクが無くなったら完了。

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首とペン先の間にある間隙に残ったインクが気になるときは、ティッシュを細くねじって掃除する。

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プレピーで色々なインクを使いたいときには、空のカートリッジにスポイトでインクを入れて使うのが本来の使い方だと思うので、きたきつねのようにコンバーターを無理わなくてもいいだろう。

参考までに、ダイソーで売っている リビエール(Riviere)のペン先はちゃんと万年筆と同じ構造になっているので、コンバータは普通に使える。

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