レイメイ藤井「ペンカット」やサンスター文具「スティーキール」などの携帯用の小型はさみが定着してきたようで、各社から多様な携帯用の小型はさみが発売されている。中でも外観がペン型のはさみが多いようだ。
１００円ショップでもキャッチアップしていて、以前からセリアやキャンドゥでもペン型の携帯用はさみは売られている。ダイソーでは、ちょっと遅れているようだが「コンパクトはさみ」を出してきた。
見た目は、他社のはさみと同じで、キャップを外すとはさみがでてくる。
「コンパクトはさみ」は、角形でクリップが付いたペン型になっている。
はさみの刃を開くためのスプリングは、非常に簡単なものだ。そのため、要の部分に大きな遊びが生じている。要のリベットを締め過ぎると、動きがわるくなるのだろうか。
要の遊びのために、刃がしっかり咬み合わない。そのため、ポリ袋などは漫然と切ろうとすると、刃の間にポリフィルムをを巻き込んでしまい切れない。コピー紙は普通に切れるので、柔らかいポリパッケージを開けなければ問題ないだろう。
そういえば、去年OHTOから一枚切りカッターとはさみを組み合わせた携帯用の「切り抜きプロ＋カーブ」という製品をだしていた。なんとかカーブというのに似せて刃にカーブを付けていた。
はやりというか他社の先行商品が売れているので、真似たのだろう。文房具業界は真似が普通なので見ていたが、こんどは本家から「フィットカットカーブ ツイッギー」という携帯用はさみをだしてきた。同じOEMメーカーが作っていたら面白い。
やはり、なんとかカーブの刃らしい。今回は「最適な刃角度をキープ」ということで、３０度になるとはいっていないらしい。狭い刃幅で、最適な角度を維持することができるのだろうか。
